ページ内を移動するためのリンクです

経営方針(中期経営計画 TRX135)

経営の基本方針

 当社グループは、グローバル市場における競争力強化施策の実行と成長戦略の展開により、収益力と財務体質の強化を図り、お客様の視点に立った製品、サービスの提供等を通して、21世紀においても社会に一層貢献できる企業価値の高い会社を目指します。

中長期的ビジョン「トータル・ケーブル・テクノロジー」の追求により、世界の安全・安心を支える

 当社グループは≪「トータル・ケーブル・テクノロジー」の追求により、世界の安全・安心を支える≫を中長期ビジョンとして掲げ、日々前進を続けております。「トータル・ケーブル・テクノロジー」とは、(1)超高強度スチール、高機能繊維、炭素繊維など多くの先端素材によるケーブル製造のラインナップと、(2)使用されるフィールドに即した様々なケーブル加工技術に加え、(3)健全性診断や、エンジニアリングといったソリューションを融合して、(4) グローバル市場に、画期的な商品・サービスを提供できる東京製綱固有の強みを一言で表現したものです。
 当社グループはこのような独自の強みを最大限に活かして、新たなグローバル時代においても世界をリードする企業として成長し続けます。

新中期経営計画「TRX135」について

 当社グループは、2022年3月期から2024年3月期の事業運営の指針となる中期経営計画「TRX135」を策定いたしました。「TRX135」は、Tokyo Rope Trans(X-)formation 135の略であり、創業135年目の節目にあたり、東京製綱を大きく変えるという想いを込めて名付けたものです。新中期計画の概要は以下に記しますが、2022年に創業135年を迎える当社グループの歴史により培われたお取引先からの信頼をベースとするブランド力を維持しつつも、前中計までの結果を踏まえた当社グループの構造的課題を克服し、将来的な事業性の厳格な検証のもとで成長可能性のある事業についてはその礎を整備することで、当社グループが本来持っているポテンシャルを最大限に引き出すことに注力してまいります。

・中長期的ビジョンと新中期経営計画の位置付け
 当社グループは、2022年に創業135周年を迎えますが、長年の基幹事業であるワイヤロープのほか、その派生事業であるエンジニアリング関連など様々な製品群、技術、関連サービスの提供を通じて、安全・安心な社会資本の整備に貢献してまいりました。将来においても、当社製品や技術、サービスが我が国や諸外国において役立つ分野は拡がっていくものと考えております。これまで当社グループが蓄積してきた技術や知見の活用は、国際社会が目指すSDGsに資するものと自負しており、また、当社グループが果たすべき社会的責務とも認識しております。中長期的な事業活動の基盤として、SDGs達成に向けた取り組みを重視し、コンプライアンスの徹底とコーポレートガバナンスの強化を並行して進め、社会・環境の持続的発展への寄与に努めてまいります。
 このような認識のもと、当社グループは、その活動を持続的に発展させ、より多くの社会的使命を果たすことで、当社グループの企業価値もまた高められるものと信じております。
 新中期計画期間は、この発展的成長のための基礎固めの3ヵ年として取り組む方針で、近年の事業環境悪化、先行投資等により低迷した業績を早期に安定的収益水準まで回復させることを最優先課題としていますが、同時に、その後の飛躍を見据えた準備期間とも位置付けています。
 当社初代会長である渋沢栄一は「道徳経済合一」の理念を唱え、当社は、その「共存共栄」の考え方を社是としております。今後も高品質な製品・サービスそしてソリューションの提供、具体的には、ロープに関わる材料技術、プロセス技術、エンジニアリング技術、計測・診断技術を有機的に結び付けた「トータル・ケーブル・テクノロジー」によるソリューションを通じて社会に貢献するとともに、環境保全と安全・安心への取り組みにも注力することで従業員、お客様、地域の皆様、株主の皆様など全てのステークホルダーの皆様と共に歩んでまいります。
 そして、経営の透明性を高め、ステークホルダーの皆様への発信を強化することで、社内外からのご理解とご支援を賜り、全社一丸となって、当面3ヵ年の目標である新中期計画「TRX135」を実現していく所存であります。

詳細は以下のリンク先をご確認願います。
リリース資料
:http://www.tokyorope.co.jp/info/assets/pdf/2021.9.27_release.pdf
詳細説明資料(2021年11月15日説明会資料)
:http://www.tokyorope.co.jp/company/pdf/20211115.pdf
ページ上部へ